理事長 年頭の挨拶

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2010年1月5日

 
新年明けましておめでとうございます
 
 年頭にあたり一言ご挨拶申し上げます。
昨年は政権交代という歴史的1年でありました。
 また、業界団体各リーダーのご挨拶でも紹介されておりますように、 2008年秋以降のリーマン・ショックをきっかけに、金融危機が世界同時不況の引き金となり、我々内航業界にも輸送量の激減に伴う係船、返船、用船料引下げへと大きな影響を与えた年でもありました。
内航総連合会も、約400億円規模の「内航船の老朽船処理事業」をはじめとする「共有建造制度を活用した代替建造支援」 、「船員の雇用対策」等、3つを柱とした「内航海運緊急不況対策」を要求し政策的に実施したが、一時的回復基調も見られたものの大きな成果が未だ実感できず、本格的景気回復には程遠い状況であります
2010年 干支でいう「庚寅(かのえとら)」は、金や金属を象徴し、新しい形へ変化しようとする動きを示すそうです。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という諺があるように、危険を冒さなければ望みのものは得られないことの例えとして、挑戦することで「発展」への契機なることを期待したい年であります。
当組合においても、透明性のある組合運営を基本に今後も活動して参りますので、皆様方の一層の ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
組合員の皆様並びに社員、ご家族全員のご健勝とご多幸を祈念し、年頭の挨拶とさせて頂きます。
 
山口県内航海運組合理事長 藏本由紀夫
 


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