2016年1月6日
年頭のご挨拶
山口県内航海運組合
理事長 重枝浩二
新年明けましておめでとうございます。
心より新年のお慶びを申し上げます。
また、昨年中は組合事業へのご理解とご協力を賜り心よりお礼申し上げます。
さて2016年を迎え、干支である「申」は『漢書 律歴志』では、「申堅」とし、草木が伸びきり、果実が熟して堅くなっていく状態を表すとされています。
内航市況の貨物船は鋼材を中心に動きが鈍化しており、昨年10月までの間で前年同月を超えたのは4か月に過ぎず、アベノミクス第2ステージで掲げられた申堅の様に強い経済に期待したいと思います。
暫定措置事業は予定通り1年間で81億円返済され、昨年10月末時点での借入残は366億34百万となっており、4月からの制度改正により平成36年度の暫定措置事業終了に向けて資金計画通りに推移しています。
業界の大きな課題である船員の確保育成については、船主連絡協議会によりオペの理解を求め、また海洋共育センターにより新6級海技士の短期養成による船員育成も着実に成果が表れていますが、我々事業者が如何に雇用していくかが今後の課題になると思います。
当組合に於いては、組合員の減少が懸念されますが、業界の認知度をアップさせる為、いろいろな広報活動を行うと共に内航海運の情報を先取りしホームページやメール等の媒体を用いて組合員への開示に努めてまいります。
2016年「申年」が組合員はじめ、ご家族皆々様にとりまして健やかで夢と希望に満ち、願いが叶えられます事を心より祈念申し上げ年頭のご挨拶とさせて戴きます。
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